施工事例

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桧ウッドデッキは5年で腐るが、樹種や材質を変えると長持ちも可能です。

エクステリア・外構 / 堺市南区

お客様のご要望

45年以上の来のお客様。
5年前に作ってもらったウッドデッキが腐ってきたので取替をお願いします。

桧ウッドデッキは5年で腐るが、樹種や材質を変えると長持ちも可能です。 イメージ画像

施工前

 

約5年前に無垢桧板で造作。屋根が掛かっている所は痛みが少ないが、野ざらしになって雨が当る前部分がサクサクになっています。それとオレンジの丸部分、木と木が合わさっている部分も腐りが進行していました。雨が入って乾きが悪い為です。

天然材木(無垢材)のメリット

風合い: 天然木材はその独自の風合いが魅力で、多くの人に好まれます。
肌触り: 天然木は触り心地が滑らかで心地よく、素足で歩く際にも快適です。

天然材木のデメリット:

防腐剤不足: 天然木は防腐剤の塗布にもかかわらず、自然の影響を受けやすく、腐食が進みやすい。
害虫被害: 白アリなどの害虫に対して脆弱で、被害を受ける可能性が高い。
雨風への耐性: 直接雨風にさらされる部分は劣化が進み、保守が必要。

 

 

対策としまして今回は材質変更しました。樹脂です。

人工素材(樹脂)のメリット:

耐久性: 人工素材は腐食の心配がなく、天候に強いため、長寿命である。
色持ち: 最新の製品は色あせが少なく、見栄えを長期間維持できる。

人工素材(樹脂)のデメリット:

日差しによる温度上昇: 日差しが強い場所では表面が熱くなり、素足で歩行時に火傷の危険がある。
風合い不足: 天然木の風合いや質感を完全に再現することが難しい場合がある。

 

工事後

   

デッキ材は樹脂

骨組み部分はアルミです。

 

どのような材質でもメリットデメリットは存在します。お客様と相談し今後の事を考えて今回のような決断に至りました。これらの要点を考慮し、樹脂素材への変更が行われた理由をお伝えいたしました。どちらの素材にも一長一短があり、選択はニーズや予算に基づいて素材選びをお願いします。

 

【ハードウッド】

上記の木材は桧でしたが、熱帯雨林系のハードウッドといわれるものは数十年の耐久性が有ります。ハードウッドは、広葉樹で、堅く目が詰まっていて、見た目も重厚感・高級感があります。それぞれの木によって特性がありますが、どの木も堅くて丈夫で重厚感があります。金額は桧よりも高価になりますが、絶対『木』だという人はハードウッドお薦めです!

ハードウッドの種類は多岐にわたり、それぞれ異なる特性を持っています。

 

イタウバ、セランガンバツ、ウリン、アマゾンジャラ、イペ等

ハードウッドは輸入材ですので供給が不安定であり、その結果として価格も変動しやすい傾向にあります。特に国際情勢や交易に影響を与えるイベントが発生すると、納期の遅れや入手困難が生じることがあります。

 

色んな事を加味したうえで材料選びを楽しんでください。

いつもありがとうございます。

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